
第九席 「表現者」

可楽杯本選。からしに続いて声優・高良木ひかるが登場する。声優としての演技力ではなく容姿を評価されがちな現状を変えるべく、可楽杯に臨んだひかるは、自身の表現力を活かせる人情噺を披露する。その演目は、奇しくも6年前の志ん太の真打昇進試験と同じ“芝浜”だった。熱演で会場を沸かせたひかる。その空気の中、いよいよ朱音が高座に上がるのだった。
登場演目
ひかるが感情に訴える熱演をした人情噺
「芝浜」
三遊亭圓朝が三題噺で作ったといわれている噺。数ある落語の中でも有名な噺で、特に師走になるとこの噺を聴かなければ年を越せないという落語ファンもいるほど。飲んだくれの魚屋が芝の浜で革財布を拾い大金を得る。魚屋は「これで遊んで暮らせる」と大喜びだが、翌朝女房から「財布なんか知らない、夢でも見たのでは?」と言われ…。柳家 花緑
客席の空気を読む朱音、どんな高座をみせる!?
「寿限無」
最も有名な「ザ・スタンダード演目」と言える。子供に長生きしてほしいと思い、縁起のいい名前や言葉を全部入れて、非常に長い名前をつけてしまう。何といっても長い名前を何度も繰り返す部分が面白い。演者によって微妙に言葉や名前の違いがあるが、間違えではないので、ぜひ複数の「寿限無」を聴き比べて欲しい。
柳家 かゑる(現:柳家 平和)
立川 成幸
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